Vol.9

Dancing Crew JADE × dance crew es × Revolve

Dancing Crew JADE 曲責 堀結美(写真左)
dance crew es 曲責 武正隼(写真中央)
Revolve ジャンルリーダー 片野響(写真右)

三田祭の中でも圧倒的な存在感を放つ彼ら。
三者似ているようで、実はそれぞれ違うカラーをもっていました。
仲良し3人による貴重なインタビュー、必読です。


大規模サークルを牽引する苦労


ー今日はよろしくお願いします。まず、最近の活動について教えてください。

:毎日三田祭のコマ練習です。1,2年生は矢上祭のコマと並行してやってます。(インタビューは9月頭に実施)

武正:こっちも矢上祭があと2週間に迫って本格化しているので、それを優先してる感じです。三田祭はまだ本腰ではないけど、練習は始まってる感じ。

片野:同じような感じです。

:どこも変わんないよね。

ー毎日練習で大変だと思いますが、サークルを引っ張る立場として特に苦労することはありますか?

武正:人数が多いのと同時に、サークルであるというところで苦労してます。サークルだから、みんな自由にやりたいことやってる。そんな中でいかに同じ目標でイベントに向かわせるかみたいな。オールジャンルのショーケースとかだと、上手い人が時々「参加しないわー」みたいな感じで行かなかったりするんですよ。そこでいかに代表とかジャンルのリーダーが引き連れていくかってところですね。

ー具体的にどうやって巻き込んでいくんですか?

武正:やっぱり直接話しかけることが大事だなと思っていて。出る気のない人たちがいた時には、直接語りかけるっていうことをして頑張って集めてる感じですね。

ー他のお二人も同じような悩みはありますか?

片野:いや、サークルの色が違う。esは皆で一致団結って感じだと思うんですけど、revolveは一人一人がやりたいことをやるので、出たくない人は出なくて全然オッケー、他のことやりたい人はそっち頑張ってって。めちゃくちゃ頑張りたい人はめちゃくちゃ頑張っていいし、なんかちょっとみんなと合わせてやりたいなーくらいの人は、そういう感じで。

ーなるほど、自由度が高いんですね。

片野:運営代になった瞬間は、もっとみんなでダンスやりたいみたいな感じだったんですけど、途中から、それをみんなに押し付けてもサークルは良くならないって分かったんでやめて、もう好きなように。ただその分運営を回すのは大変です。人数がめちゃくちゃ多いんで、当事者意識がみんな無いんですよ、revolveを運営してるっていう。なので、核がめっちゃ頑張って、周りが楽しむみたいなサークルです。それは代々そんな感じですね。まあでもおもろいですね。

:私は自分が運営代の時は、歴代の先輩方の期待に応えるとか、観客が心動かされるような作品を作るっていうのは一番意識したし、プレッシャーみたいなものはすごいありました。いろんな口出しもされて、それに一つ一つ向き合わないと良いステージにはならないから、一つ一つ消化するのが自分の中で一番大きかった課題かなって思います。

ーOBOGとの繋がりが強い?

:そうですね。縦の繋がりがすごい強くて、毎回通しとかにも沢山の先輩方がいらして、本気で言ってくれるから、その期待に応えないとって思います。楽しいからいいやではすまない感じがあります。


三者三様、それぞれのカラーを強みに

ー同じダンスサークルという括りでも、3サークルそれぞれ違いがあると思います。そこでお聞きしたいのですが、皆さんの考える、ご自身のサークルにしかない唯一無二な魅力とは何でしょうか?

:ここは超対照的な気がする。

ーというと?

:JADEは全くフリとかを揃えず個性をバチバチに出すので、別に作品として綺麗に見える感じはしないです。でもその分一人一人を見るとめっちゃ味があったり個性があったり強さがあったりするかな。あともう一つは、兼ジャンする人がすごい多い。一人7個とか8個とかの作品に出るケースが多いから、一人一人の踊れる幅が広いっていうのが強みかなって思います。
※兼ジャン…複数のジャンルを兼任すること

ー対照的と言われていましたが、他のお二人はいかがですか?

武正:僕らは代々ガチ揃えっていうのをよく言われます。遠目から見てみんなバチっと揃ってるかってのを意識してますね。結構基礎力を大事にしてるかなと思っていて、単純な同じ動きをありえない回数練習したりするんですよ。基礎連って言うんですけど。その上で揃う動きみたいなのが出来上がるので、基礎力が高いっていうのがesの色ですね。

:高いと思う。だって自ジャンがめちゃめちゃうまい。
※自ジャン…各自がメインで取り組んでいるジャンル

武正:さっきの兼ジャン自ジャンの話をすると、一つのものに専門性を持ってる人が多い。revolveも兼ジャンはしないイメージだけど。

片野:そうだね、あんまりしない。revolveは強みっていうとむずいなあ、さっき言った自由すぎるっていうのがあるので。ダンスでいうと、上手い人がいるサークル。

武正:それは間違いない。

:うん。

片野:慶應内のダンサーを見たときに、この人が一番上手い、みたいな人がいるサークルがrevolveです。ただ、自由なんで、ガチ揃えもしなければ、いろんなジャンルも取らないんで、普通に所属してる子たちは、普通っす。

全員:笑笑

片野:ただ、それもいいんですよね。ダンスやりながら、学業も就活も頑張ってる人がいるみたいな。そういうところもいいところかな。あとは、外のダンスイベントに出たりとか、深夜のダンスバトルに出たりとか、自分でナンバーを出したりとか、レッスンを持ってる人がいたりとか、そういう人が多いです。サークル問わず、毎日ダンスしてるみたいな人がたくさんいられる場所なんじゃないですかね。


ダンスサークルとして最強であり続ける

ーメインステージのトリを飾っていたり、教室公演の前に長い列ができたりと、三田祭におけるダンスサークルの存在感はかなり大きいと思いますが、来場者からこう思われたいという像みたいなものはありますか?

片野:動画とられるじゃないですか、それを学生ダンサーとかが見るんですよ。で、この人のこのショーケースやばかったみたいな、そういう反応もらえるのを目指してます。それを作る場所は三田祭なんですよ。あの照明であのステージであの規模感じゃないと絶対作れないんで。四年間の間でもショーケースいっぱい作ってきて、その集大成になるのが三田祭です。

:最強でありたいよね、やっぱ。ダンスサークルの中での最強は目指さないとダメっていうか、やるからには1番、自分の中でこれは最高だったっていうステージを作れるようにはしてます。絶対。それは絶対意識はしてると思います。

武正: esのタイトル「-est」は、常に一番であり続ける、先代を超え続けるみたいな意味があって。慶應内での立ち位置を意識しているわけではなく、過去の先輩を超える意識をし続けた結果が今の姿というか。その生き様じゃないですけど、とにかくいいものを作り続けるっていう意識が、見れくれた人に響いてるのかなって思いますね。

:自己満だからね。やっぱ楽しんだもん勝ちっていうのはあって。素直に同期とかと一緒に踊ってるのが楽しいから、本番も楽しければいいって感じだよね?結局。

ーでは最後に後夜祭3サークルコラボへの意気込みをお願いします。

武正:慶應のダンスサークル歴の中で、3サークルのトップがこれだけ仲良くなるっていうのはないんじゃないかなって思ってて。だからこそできるものはあるんじゃないかな。お互い違う道を目指しながらも一つになれる唯一の機会だし、それを可能にしたこのチャンスを、実現させる。それが意気込みですかね。

:いいこと言うじゃん。

片野:単純に自分が上手いなって思う人みんなが集まってやるのって貴重なんで、それが楽しみですね僕は。今までは仲良くなる機会もなかったですけど、上手い人がめっちゃ集まるので、俺はもうただ楽しみです。

:4年間ずっとダンス一本で頑張ってきたから、そういう人たちと一緒の作品で踊れるのは嬉しいし、知り合いも多いので、いいもの作りたいし、楽しみです。